小さな一歩から

札幌人のありのままブログ、始まります。 ~2017.1.18~

~ 第1章 ~ 建設業界で働く

 お疲れ様です。今日も一日無事終わりました。今日は私も働いている建設業界について少しお話をしようと思います。

 建設業界…全く知らない人からはどう思われているのでしょうか。よく耳にするのは“危険”、“汚い”、“きつい”の3K、他にも“イメージが暗い”、“働いてる人が恐い”、“賃金が安い”…など残念ながらマイナスイメージが数多いのが事実。私はそんなイメージを持つまでに至らずこの業界に入りました。蓋を開ければ予想を遥かに超える現実が待っていました。

 朝は8時前には会社ではなく、会社を経由して現場へ…現場が遠ければ遠いほどつらいものでした。土砂降りの雨が降ろうと、灼熱の炎天下であろうと、顔が痛くなるほど寒い日であろうと終日外は当たり前。入りたての人間はとにかく手となり足となり、気づけば日が沈んでいる。泥をかぶったり、コンクリートまみれになったり、強面な職人さんには叱り飛ばされ物が飛んでくることもありましたね笑。職人さんが一日の業務を無事終えて帰られた後、ようやく自分の仕事に手をつけられる時間がきます。時計を見れば18時…一般のサラリーマンなら退社時間ですね。ここから現場の進捗状況の確認やダメなところがないかのチェック、慣れない書類作成や一日撮り続けた工事写真の整理、次の日の段取り等に追われます。もちろんそれらをこなす前に力尽きます。何とか睡魔と戦いながら会社へ戻るも会社は真っ暗…。自宅に着けば日付は変わって深夜アニメが放送されている。汚れきった体を洗ってアニメを見ながら食べる晩飯。ベッドに入れば即死。こんな日が一日二日で終わるわけでもなく、2ヶ月3ヶ月、月1,2回の休みで続くこともありました。幸い体調を崩すことも怪我をすることもなく送れたことが乗り越えれた大きな要因だったのかもしれませんね。

 すべての工事現場がこんなきついわけではありません。しかし、これ以上にきつい現場があることもまた事実です。次章はそんなこの業界に何の魅力があるのかを少しでもお伝えできればと思います。

 おやすみなさい。